栽培エリア：フンカリート地区
農園主：ルイス・ヌニェス氏
栽培品種：カトゥーラ種等
標高：1,460m
精製方法：ウォッシュト
焙煎：中煎

|| TASTE ||
almond , dried fruit , smooth mouthfeel

〈 セロプリエト農園について / about Cerro Prieto estate 〉

カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島。この島の東部に位置するドミニカ共和国は、面積は九州と同じくらいの小さな国です。
この島にコーヒーがやってきたのは18世紀の初め頃で、中南米の中でも最初の頃にコーヒーが導入されたのがこの島でした。

ドミニカ共和国というと、生産量の多い生産地として「バラオナ」が知られ、その大粒(AA規格)が従来のドミニカ共和国を代表する銘柄でしたが、
近年スペシャルティコーヒーの生産地として高い評価を集めつつあるのが、同国北部に位置する「シバオ」と呼ばれる土壌豊かな穀倉地帯と、その南側に位置する「フンカリート」や「ハラバコア」と呼ばれる山岳地域です。

セロ・プリエト農園もフンカリートに位置する農園の一つで、標高1,460mの山中にあります。
農園を経営するヌニェス家のコーヒー栽培の歴史は1800年代後半に遡り、セロ・プリエト農園を含め4つのコーヒー農園を経営しています。
ルイス・ヌニェス氏が農園主ですが、近年、娘のメリッサ氏が農園経営に参画しました。今は種から苗木、新しい品種の栽培、カフェの経営まで、まさにSeeds to Cupの流れを全て行なおうと頑張っている彼女は、スペシャルティコーヒーの認知を広めることで、地元の人たちもその価値を再認識すること、そして新しい世代が受け継いでいく遺産を大切にして欲しいと願っています。

深み　◆◆◆◇◇
甘み　◆◆◆◆◇
酸味　◆◇◇◇◇

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